看護師は医療技術はもちろんのこと、人間としての強みやスキルがあることが大切だ。
自分だけの強みやスキルが1つでもあれば、就職や転職の際にも有利になるだろう。
履歴書や職務経歴書の自己PR欄に上手く記載することで、雇用側に欲しい人材だと思ってもらうことができる。
しかし、自分の長所や仕事での実績があってもそれをわかりやすくアピールするのが難しいこともあり、どれだけ具体的に書けるかどうかにかかってくる。
看護師が持っていると有利になるのは、コミュニケーションスキルだ。
患者は100人いると、100人とも異なる主張や訴えをする。
看護師は患者を選ぶことができず、自分がどの患者のケアを担当することになるかはわからない。
どの患者にも十分な医療を提供することができるよう、密なコミュニケーションを取っていく必要がある。
適度な明るさと患者を不快にしない親切な対応が求められる。
それと同時に、その患者の本心を見抜く力も持っていなければならない。
また、思いやりや奉仕する精神をしっかり持っていることも立派な強みと言える。
新卒では経験がない分、強みやスキルが特に重要となる。
同じ程度の条件の人材であれば、強みやスキルをしっかりアピールしている人材を選ぶのが普通だろう。
履歴書に記載する場合は、具体的なエピソードを踏まえると相手に伝わりやすくなる。
ブランクがある場合は、ブランクをプラスイメージにしてアピールする。
こういった場合は、新卒と違って自分には経験があることをしっかりと伝えることが効果的だ。